| Mt Columbia |
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標高3747m。カナディアン・ロッキーで2番目に大きい山。アルバータでは最も高い山。
聞こえはなんだか地味だが、天候が荒れることが多いため、ローカルの間ではこの山への登頂はコロンビア・アイス・フィールドでは最高のプライズとされる。
ここでもやっぱりSHOOTERS3は板を持っていきます。(2人になってしまいましたが・・・)
| 5月の10日、僕らは観光で有名なコロンビア大氷原を目指した。
ここでは、ハイウェイのすぐ近くまでアサバスカ氷河と呼ばれる氷河がのびている。 一般の観光客は、スノーコーチと呼ばれる、巨大な車両に乗ってハイヒールでも氷河の上まで行くことが出来るハッピーな場所である。 この辺りの最高峰マウント・コロンビアは右の写真のコル部の奥にある。 コル部から流れ出る氷河の幅は、約1キロ。でかさを想像して欲しい。 |
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今回のメンバーはSHOOTERS3とゴッチとカキ君。 誰だそれって?始めてご一緒させていただく素敵な仲間です。 ここがアサバスカ氷河で最も危険な部分。アイスフィールドから氷河が流れ落ちるセラック地帯を行く。 後ろに見えるセラックは10階建てのビルぐらいいある。何もかも写真でみるよりも大きいっす。 |
| コロンビア・アイス・フィールドは大きい。広さは325平方Km。ちょうど名古屋市と同じ大きさだ。
アサバスカ氷河からマウント・コロンビアまではほぼ完全にこれを横断しなければならない。 カキ君、僕はスピリット・ボード。ゴッチはスキー。すいすいと、雪原を進む。 キツそうだったのはカザのスノーシュー。 「絶対来年はスピリット買う!」 って叫んでました。それはそうだろうな・・・名古屋市、カンジキで横断と同じだもん。 それでやっと着いたキャンプで乾杯! |
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キャンプは恐ろしく寒かった。5月だというのに凍傷が出来る勢いだ。
キャンプからMTコロンビアの麓までは約6キロ。まだまだ先は長い。 キャンプからはDIPと呼ばれる、窪地を通過し、徐々に高度を上げていく。 やはりカザが苦しそう。昨日は「俺無理かも」って言ってたな・・・頑張れカザ。 しばらくすると、キャンプしていた場所が雲に包まれる。 天候が全てのこのトリップ。天気は味方してくれるのか? |
| キャンプから3時間半でコロンビアの麓につく。
時折、霧に包まれる。そうするとなぜか猛烈に蒸し暑い。温室効果か? 霧が僕らを包んでは、また晴天が広がる。 僕はなぜか膝に痛みを覚える。今まで経験したことの無い痛みだ。足を持ち上げる時膝の側面に強烈な痛みが走る。これは不安だ。 みんなに迷惑をかけるといけないので早めに「もしかした、登れんかも・・・」と申告。 とにかく行けるところまで行きましょう。スマン・・・ |
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膝の痛みを何とか我慢し、登りはじめる。気温が高いのでセラックの崩落を考慮に入れ、上の写真の左の稜線を登ることに決定。
途中、霧に包まれる。とにかく蒸し暑い。そんな中、雪の壁にぶち当たる。アイスアクスでセルフビレイを取り、ひたすらカザのリードで登る。(3時間半ぐらい!) かなりの時間が経ってから霧が突然晴れる。そこには素晴らしい景色が!!!と言いたいところだが、こんなおっかねー場所にいる自分達に気がつく。 おそらく霧が無かったら、もっと怖かったのではないだろうか。 しかしながら、足元はしっかりしていたので、よほどへまをしない限り落ちる心配は無い。 高度感抜群!! |
| ゴッチのリード。(一番長くリードしたカザの写真が一枚も無く、後で怒られた。)
この部分は雪の下に大きなクリフバンドが隠れている。この日のクライミングでの最難関。写真をとるのも最も難しかった部分。 先頭を行くゴッチが、あちこちとルートを探す。クランポンを蹴る込むと、時折、ガツンと岩に当たる。岩が吸収した熱で、雪がボロボロの場所も多い。雪の深い場所を求めて、アクスと両つま先に神経を尖らす。 リードがルートを探す間、フォローヤーはしっかりビレイを取る。リードほどではないが、結構緊張する。 この時誰もが思った事 「あー、平地歩きてー・・・・」、 |
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左はコロンビア・アイス・フィールド全体。右はSHOOTERS3で。一人いるべき人がいないが、シンガポールで幸せに暮らしている。たまには戻ってこい。顔写真を載せるのは趣味じゃないが、SSに送るための一枚。
コロンビア・アイス・フィールドはでかい。これを全部スノーシューで走破した、カザに敢闘賞。
天気は我々に味方した。クライミングの途中、霧に包まれ、一時は引き戻すことまで考えたが、山頂近くなると、文句なしのドッピーカン!全てが見渡せた。ここから見える山で我々より高いピークは無い。ザマミロ!膝イタイ・・・
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下りは登りのご褒美だが、この日はそうもいかなかった。
まずはおいらの膝がイタイ。ゴッチは高度のせいか、吐き気を覚え、カキ君とカザも足力の限界。 登って来た斜面はスイートな感じだが、太陽熱をすっかり吸収し、雪崩がいつ起きても不思議ではない。しかも、麓にはクレバスがおいでおいでしている。 ということで、太陽の当たっていない、斜面を滑ることに決定。イコール、昼間解けた雪面が凍りつき、ガリガリである。しかし、命には代えられません。足力との戦いになった。 ゴッチは気分が悪いと言いながら、早々と、山を降りる。エッジの音が、ガリガリと響き渡る。こいつはひどいアイスバーンだ。 おいらも固い斜面にドロップする。膝は思ったほど痛くない。スノーボードの動きはどうやら歩くのとちょっと違うらしい。しかし、やはりイタイ。 一番元気だったのがカザ。すべりで疲れを吹っ飛ばす感じ?(ここちょっと若者系?)昨日のアイス・フィールド・トラバースの時吐いていた。弱音がうそのようだ。 |
| カキ君の滑り(残念ながらゴッチは早々と山を降りてしまったので写真は残せなかった)。
エッジのコントロールが究極に難しい。ガリガリと氷を削りながらのライディングは一本の細い鉄に全ての体重を預けているといっていい。しかも、疲労がさらに難度を押し上げる。 斜面を縦に切る、ビデオのようなライディングとはまた違う世界。地味だが、分かる人には分かる世界だ。 全員無事にキャンプに到着。行動時間は10時間を超えたが、全ての偶然が僕らに味方してくれた。
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